ザ・ドリフターズのメンバーでタレントの仲本工事さんが、令和4年10月19日22時22分に、亡くなったと言うニュースが飛び込んできました。
死因は「急性硬膜下血腫」とのことですが、これは一体何なんでしょうか?
そこで今回は、この仲本工事さんの死因となった「急性硬膜下血腫」についてわかりやすく解説いたいと思います。
目次
仲本工事さんが事故、そして死去・・・
ザ・ドリフターズのメンバーでタレントの仲本工事さん(本名・仲本興喜=なかもと・こうき)が19日、亡くなったことが分かった。
引用元:日刊スポーツ
所属事務所の公式サイトで発表された。
81歳だった。
仲本さんは18日、横浜市西区の交差点で道路を渡ろうとしたところ、乗用車にはねられ頭を強く打って緊急搬送された病院で手術を受けていた。
突然のニュースに驚きました。
18日に事故にあったと言うニュースがあり、心配はしていましたが、元気に回復されると信じていただけに、驚きを隠せません。
仲本工事さんの所属事務所イザワオフィスは以下のように公表しています。↓↓
弊社所属タレント 仲本工事 に関するご報告
弊社所属タレント 仲本工事(本名=仲本興喜) が、令和4年10月19日22時22分、急性硬膜下血腫のため、満81歳で死去いたしました。ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでお知らせ申し上げます。
なお、葬儀等の対応については、ご親族を含めた関係各所と協議した上で後日ご報告をいたします。
謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。
仲本工事さんの死因、「急性硬膜下血腫」とは何?
仲本工事さんは、18日朝に横浜市内で車にはねられ、その後亡くなられました。
死因は「急性硬膜下血腫」とのこと。
聞きなれない言葉ですが、これはどのようなことなのでしょうか?
急性硬膜下血腫とは
頭蓋骨の下にある硬膜(脳と脊髄を覆う膜の一つ)と脳の間に出血が起こり、そこに出血した血液が急速にたまることで、脳を強く圧迫する状態です。
引用元:済生会
あらゆる年齢層に起こりえますが、高齢者に多いのが特徴です。
脳はとても柔らかい臓器ですから、頭蓋骨に覆われていて、その下にも何層にも脳を包んで守っています。
その膜の中の、比較的硬い膜が「硬膜」となります。
「血腫」というのは、血管から出血した血液が、体外に出ずに体内の組織内に溜まって排出されない状態のことをいいます。
つまり、血が溜まってしまった状態ですね。
ですから、「硬膜下血腫」とは、脳を包んでいる膜の一つの「硬膜」の下に血の塊ができた状態ということになります。
この血の塊が脳を圧迫して、損傷を負わせてしまったということですね。
これが、「急性」つまり、事故などで急激に起こった状態が、「急性硬膜下血腫」ということになります。
【わかりやすく解説】仲本工事の死因、急性硬膜下血腫とは一体何?まとめ
いかがでしたでしょうか。
仲本工事さんの突然の急報に驚かれた方も多いと思います。
そんな仲本工事さんの死因となった「急性硬膜下血腫」をなるべくわかりやすく解説してきました。
怪我は怖いですが、特に頭の怪我は怖いと感じました。
仲本工事さんが助からなかったのは、とても残念です。
心からご冥福をお祈りいたします。
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