羽田空港の保安検査場で女性検査員の肩を手で押したとして,暴行容疑で逮捕された村田兆治さんが話題になっています。
そんな村田兆治さんですが、引退してから各試合での始球式に呼ばれることが多い様ですが、その時の球速も話題になっています。
今回は、村田兆治さんの、引退して72歳を迎えても未だ衰えない、現役さながらのフォームから繰り出す豪速球の球速に注目していきます。
目次
村田兆治の現役時代の球速は?
速球投手として知られる村田兆治さんですが、現役時代の最高速度は何キロだったのでしょうか?
引退試合で最高速145㎞を記録したとありましたが、全盛期(特に肘の手術前)などはどうだったのでしょうか?
しっかりとした記録を探すことはできませんでしたが、中京大スポーツ科学部の湯浅景元教授がかつて、主な名投手の推定球速を類推するという試みを行いました。
湯浅景元教授は、映像を探し出し、何十人もの選手を調査し全力投球の何%ぐらいの力で投げているかを調べ、全力投球の球速を類推したそうです。
それによると、村田兆治さんの現役時代の最高球速は、152.2キロと出ました。
あくまで類推とのことですが、150キロ越えだったことに改めて驚かされます。
ちなみに、他の名投手たちの推定球速はこちらです。↓↓
沢村栄治(巨人) | 160.4 |
尾崎行雄(東映など) | 160.2 |
村山実(阪神) | 158.8 |
江夏豊(阪神など) | 158.8 |
スタルヒン(巨人など) | 157.2 |
山口高志(阪急) | 155.7 |
小松辰雄(中日) | 154.5 |
金田正一(巨人など) | 154.3 |
村田兆治(ロッテ) | 152.2 |
江川卓(巨人) | 151.2 |
杉浦忠(南海) | 150.7 |
外木場義郎(広島) | 150.0 |
稲尾和久(西鉄) | 144.4 |
あくまで類推ということですから、どこまで信憑性があるかはわかりませんが、納得させられる数字でもあります。
名だたる名投手の中で、ベスト10入りとはさすがと言わざるを得ません。
ですが、村田兆治さんのすごいところはこれだけではありません。
実は引退してからが、むしろ凄いのです!
村田兆治の現在の球速(投球)は?
村田兆治さんと言えば、引退後の球速が話題になっています。
40歳で現役を引退していますが、その投球のキレは衰えてはいません。
1995年に45歳でダイエーホークス(現福岡ソフトバンクホークス)のコーチに就任しますが、球のスピードが、指導している投手陣よりも早かったため、「村田が投げろ!」とヤジが飛んだほどです。
以下に引退後の球速をまとめてみます。↓↓
2002年(52歳) | 138km/h+落差30cmのフォークをも投げる |
2003年(53歳) | 140km/h |
2005年(55歳) | 141km/h |
2007年(57歳) | 135km/h |
2010年(60歳) | 135km/h |
2012年(62歳) | 124km/h |
2013年(63歳) | 135km/h |
2014年(64歳) | 132km/h |
2016年(66歳) | 131km/h |
2018年(68歳) | 112km/h(球種はフォークボール) |
2020年(70歳) | 球速不明 |
50歳を超えて140km/hを投げられる人なんて、村田兆治さんだけではないでしょうか?
その後も60歳代でも、130km/h台を投げるなど、まさに超人と言うにふさわしい方だと思います。
現在、72歳の村田兆治さんですが、次の始球式での球速も期待してしまいますね。
この年齢でこの球速を投げれるということは、それだけ自身の体のメンテナンスと、野球への真摯な取り組みが垣間見れますね。
そんな村田兆治さんですから、その言葉に重みが生まれますし、皆の憧れになっているのだと思われます。
【動画あり】村田兆治は現在の球速がエグすぎる!現役さながらのマサカリ投法!まとめ
いかがでしたでしょうか。
72歳を迎えてもなお衰えない村田兆治さんの豪速球!
これもひとえに、普段からの体のメンテナンスと、野球への真摯に取り組む姿勢が、引退後も続いていることを物語っているのではないでしょうか。
これらをみても、村田兆治さんの人柄が伺えると言うものです。
しかし、現在残念ながら暴行容疑で逮捕されたと言うニュースが話題になってしまっています。
間違いであることを祈りつつも、事実であるならしっかり償ってほしいと思います。
未だに多くのファンを魅了する村田兆治さん。
今後の動向を注視していきたいと思います。
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