元プロ野球選手の村田兆治さんが、羽田空港の保安検査場で女性検査員に暴行を加えたとして、現行犯逮捕されたことが話題になっています。
そんな村田兆治さんですが、現在は野球を通じた離島振興活動をライフワークとしています。
長崎県対馬市に「対馬まさかりドリームス」を設立し、投手兼監督に就任したり、「離島甲子園」(全国離島交流中学生野球大会)を提唱したりと精力的に活動されています。
72歳になる現在(2022年9月時点)でも、現役投手としても活躍しているという村田兆治さん。
そこで今回は、村田兆治さんの現在の活動に注目していこうと思います。
目次
村田兆治の現在の仕事は、野球を通じた復興活動!
村田兆治さんは今年(2022年9月現在)で72歳になります。
現役を引退したのが1990年で、当時40歳でした。
引退後は、野球解説者や評論家として活動しつつ、本の執筆や福岡ダイエーホークスの一軍投手コーチを務めたりもしていました。
その後は、「対馬まさかりドリームス」を設立し、投手兼監督に就任したり、野球を通じた離島振興活動をライフワークにしたりするなどの活動をしていたそうです。
それらの活動をそれぞれ見ていきます。
長崎県対馬市に「対馬まさかりドリームス」を設立し、投手兼監督に就任!
現役引退後には、全国で野球指導をしてきた村田兆治さん。
そんな村田兆治さんは2005年3月、日本プロ野球OB13人と共に長崎県対馬市に「対馬まさかりドリームス」を設立し、投手兼監督に就任しました。
会見では、
「島の活性化に寄与し、次代を担う子供たちに野球、スポーツの素晴らしさを伝えたい」
と話していました。
地元の中学生を相手に野球教室も行ったり、地元の中学生や市民選抜チームとの記念試合も行ったりしています。
交流試合などの要請があれば主催者負担で応じているそうです。
日本プロ野球OBたちは年3回ほど来島し、野球教室や指導者への講習会、市内の小中高校などで講演も行っています。
「離島甲子園」を提唱し、野球を通じた離島振興活動!
全国離島交流中学生野球大会(通称「離島甲子園」)は、
地理的環境から島外との交流機会の少ない全国の離島の中学生が一堂に会し、野球を通じて「島」と「島」の交流を図ることにより、新たな人間形成や健全な青少年・少女の育成を促進することで、将来を通じた離島地域の振興に寄与することを目的とする。
と、あります。
野球を通じた地域交流を促しているわけですね。
この「離島甲子園」の活動が社会貢献活動として評価され、2021年には日本財団から
「HEROs AWARD 2021」
を贈られています。
この時の村田兆治さんのコメントがこちら↓↓
「離島の子ども同士の間に交流、絆が生まれれば」との思いで活動を続けてきた。「プロ野球選手になることだけが成功ではない。かつての出場選手から『野球は辞めましたが、教師になりました』とか『企業の営業職で頑張っています』などと連絡をもらうことがあって、とてもうれしい。大会をキッカケに人として成長してくれれば何よりです」
村田兆治さんの人柄が伺える素晴らしい取り組みですね。
村田兆治の現在の仕事は何?離島甲子園での振興活動をライフワーク!まとめ
いかがでしたでしょうか。
村田兆治さんは、人生のほとんどを野球に捧げ、今もなお野球への感謝を忘れず、野球で皆を幸せにする活動をしている様ですね。
その野球への真摯な向き合い方や、人間性も高く評価されている村田兆治さん。
それだけに、今回の逮捕の報道は、皆が耳を疑ったことと思います。
村田兆治さんは容疑を否認している様ですが、今後の捜査で事実確認がされることを祈ります。
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