【9月19日】フィールドワーク3日目

【9月19日】フィールドワーク3日目

本日は早朝の活動を見学するため6時前に村へ。
既に水汲みや朝食の準備などピティリティ村の朝は早い。

トウモロコシで朝食を作るシーン、ご飯を炊くシーンを
見学させてもらうことができた。現地にきて感じるのは
一見不便そうに見えても話を聞いているうちに、現地ならでの方法で
最適化されていることに気づく。それは今回何度も感じることになった。

その後は今回のコーディネイターでもあり、ピティリティの
リーダーであるマーフィンさんに話を伺うことができた。マーフィンさんは
大学の教授であり、村の教育方針を決める責任者、地域NGOの代表、
コーディネイターなど複数の顔を持つ。地元の方にもとても信頼されているリーダーだ。
(写真はマーフィンさんが作ったカリュキュラムにそって運営される学校)

マーフィンさんが感じる問題点は大きく2つ。
1つは産業を興すこと。2つ目は村全体のマインドを外向きに変えること。
産業を興すことはどの地域でも問題になっているが、この村ならではの問題や、
考えているスピード感や今考えているアイデアはとても参考になった。
2つ目の村全体のマインドについては子どもへの教育に加えて成人へのビジネス教育も
既に準備を始めているとのこと。

昼食はSee-Dメンバーとプロダクトとサービスについてのディスカッション。
サービスやシステム(例えば観光産業)のほうが現地へのインパクトがあると
考えられる場合、どう考えるか。プロダクトやサービスの特性は何か、
See-D発足の思い、などを話をすることができた。See-Dはプロダクトを
中心に考えるプロジェクトだが、「See-Dの主旨がそうだから」と思考を止めず、
改めてこれらのことを考えることが必要だ。

午後は現地で保健、衛生問題に取り組んでいるAFMETの渡辺さんに話を聞かせて頂いた。
AFMETでは特に予防医療に取り組んでいる。病気にかかると医療費は無料だが、病院までの
移動コストやその間の家事や収入を得る術がなくなってしまうので予防が特に重要になってくる。
途上国の場合、少しの予防で救うことのできる命も多い。実際のプロジェクトの紹介も頂いて、
特に考えさせられたのはいかに村の人たちに理解してもらい、心に火をつけるかということ。
どんなに良い取組み、プロダクトを作ってもそれができなければ何も起こらない。
AFMETのワークショップの手法を少し紹介頂いたが、どのメンバーもなるほど!と納得。
(写真はAFMETが運営する病院。治療のできる病院が限られているためとても貴重だ。)

村に戻ったところ、停電になっており村全体がまっ暗だ。
しかし村には最近電気が通ったとのことで、以前まではこれで生活していたことに驚く。
東ティモールではまだ電気の通っていない村が数多くあるそうだ。

夕食では日本から各自が持ってきた素材を用い、味噌汁やほうれん草のおひたしなど
簡単な日本料理を振る舞う。現地の人には喜んでもらえただろうか。
フィールドワークも中盤を終えた。